
商品詳細
発行年:1996
出版: 淡交社
言語:日本語
装丁:ハードカバー 函 サインあり
サイズ:函のサイズ 19.5×23.8cm
コンディション
中古 経年並 函に薄いヨゴレ 一箇所ヨゴレあり
本体:経年並 大変良好 サインあり
表紙:大変良好
函:一箇所ヨゴレあり 全体薄いヨゴレ
古いものにつき、細かい劣化についてはご理解くださいませ。
注意事項
画像をよくご覧いただき、ご検討の上、古いもののの特性を良く理解頂ける方のみのご注文をお願いします。神経質な方のお求めはお控えください。
ノークレーム&ノーリターンでお願いします。
店主よりコメント
1996年、企画・監修 世田谷美術館・京都国立近代美術館で展覧会も巡回し、淡交社から出版されたリチャード・ロングのカタログ
ソフトカバーのものは以前ご紹介(SOLD OUT)いたしましたが、こちらは函入り、ハードカバーの特装版 サイン入りです。
世田谷美術館に展覧会のアーカイブが残っています。
https://www.setagayaartmuseum.or.jp/exhibition/special/detail.php?id=sp00077
荒涼とした自然の中を歩き、その痕跡を、足跡や、現場の石を使ってつくるささやかなモニュメント、それを撮影記録した作品。
泥を使って室内の壁に描いたダイナミックなマッド・ドローイング
石や枝を使って展示室に制作する、サークルや方形などの抽象的で簡潔なインスタレーション
この展示は見に行き、とても衝撃を受けた展覧会でした。
この静かな雰囲気を携えているカタログに対し、とてもダイナミックな展示だったので・・・
店主がロングの作品で一番好きなのは、テキストワーク。(そんな訳でそんなページばかり撮影してしまいました。もちろん、上記の3つの作品も掲載されています!)
ロングの公式サイトhttp://www.richardlong.org/index.html
では、このテキストワークも見ることができます。
黒、赤、緑などの簡潔な色彩で見やすいブロック体で表現されている詩やテキストは、いつ見てもため息が出ます。清里現代美術館の伊藤さんも、同じ思いだったのか、リチャード・ロングのこの本はなんと在庫が一つではありません。
https://telescopeart.thebase.in/items/11348304
世田谷美術館のアーカイブにも書かれているように、リチャード・ロングは、「日本禅庭や自然に深く共鳴し、これに心酔・・・」と言うだけあって、このカタログは、テキストは縦書き、日本の茶道文化の本を読んでいるような気さえしてきます。
テキストは
「リチャード・ロング」ニコラス・セロータ
「場から場へ リチャード・ロングの作品について」ショーン・レインバード
サイズといい、雰囲気といい、宝物にしておきたい(今まで秘蔵してました汗)ような一冊です。
ちなみに、「山行水行」は種田山頭火の草木塔の中の一節
「山行水行」
「山あれば山を観る
雨の日は雨を聴く
春夏秋冬
あしたもよろし
ゆふべもよろし」
¥38,000