商品詳細
発行年: 1982年
発行:Tate Gallery Publications
装丁:ソフトカバー
言語:英語
サイズ:21.2×29.6×1.4cm
コンディション
経年並のヤケ感・スレあり
本体:経年並 微細なヤケ感
表紙:経年並 微細なヤケ感
注意事項
画像をよくご覧いただき、ご検討の上、古いものの特性を良く理解頂ける方のみのご注文をお願いします。神経質な方のお求めはお控えください。
ノークレーム&ノーリターンでお願いします。
店主よりコメント
1982年5月19日から7月4日まで Galleryで開催されたグラハム・サザーランド Graham Sutherlandの展覧会カタログです。
グラハム・サザーランドは1903年生まれ 、1980年没の英国人アーティスト。
抽象的な風景画や著名人の肖像画など多作なアーティストです。
海外ドラマの「The Crown ザ・クラウン」ご覧になった方いらっしゃるでしょうか?
このドラマの Part 2にはウィンストン・チャーチルが登場します。
1954年、チャーチルの80歳の誕生日のプレゼントとして、内閣が現代画家のグラハム・サザーランドに肖像画を依頼し・・・・
(以下有名な話なのですが・・・劇中でも描かれていますので、ぜひご覧ください。)
サザーランドが肖像画を描き上げ、ウェストミンスター寺院でいざ披露!
チャーチルが「これはまさに、現代美術の顕著な例だな。」とつぶやいたとか。
その後妻のクレメンタインが秘書に命じてどこかよその場所に運んで燃やしてしまった。
サザーランドはこれを「信じ難い暴挙」と怒ったという有名な話があります。
ちなみに、サザーランドの名前の後ろに Graham Sutherland OM 「OM」と付いて表記される時があるのですが、これはOrdre du Mérite(功労勲章)を授与されているという意味です。王室の肖像画や、教会からの依頼で絵を描くことも多かったので、勲章ももらえるくらい当時評価されていたアーティストということになります。この失われたチャーチルの肖像画は見ることができませんが、現在は残されたスケッチがロンドンのナショナルポートレートギャラリーに展示されているそうです。
7枚目の右ページの赤いドレスを着た女性は、ヘレナ・ルビンスタイン。
そう、お化粧品のあのブランドの創設者です。
https://www.helenarubinstein.jp/about_history/about_history.html
初期にはフランシス・ベーコンとも交流があり、その辺りから、サザーランドの作風にはベーコンの影響が見られるそうです。
このカタログは、レゾネ的な趣もあります。
残念ながらこのtateでの展覧会のアーカイブはtateの公式サイトhttps://www.tate.org.uk/では見つけることができませんでした。
¥4,300
※この商品は、最短で4月27日(土)にお届けします(お届け先によって、最短到着日に数日追加される場合があります)。
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