商品詳細
発行年:1992
発行:アートスペース美蕾樹
言語:日本語
サイズ:11×22.8cm
コンディション
中古 経年並
注意事項
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ノークレーム&ノーリターンでお願いします。
店主よりコメント
アートスペース美蕾樹 で1992年に開催された「ウニカ・チュルンとハンス・ベルメール Unica Zürn et Hans Bellmer PART II 聖なる粘液」展のアナウンスメントカードです。
表面の聖なる粘液という序文は
四谷シモンが寄稿しています。
聖なる粘液
ベルメールのことを思うと様々なイメージがうかんでくる。 たとえば下の悪い画とか、理性の色、内の勝利者、 柔かい遊び、軋む紙上、あまずっぱい、強調される柔かい水分、 マゾヒズムの位置転換、お尻を包んでいる。 東真の水色の肉体、混乱している力、等々。 考えだしたらきりがないほどいくらでもひろがっていく。 ベルメールの絵や人形、写真は人の心のあやういところにいつもさしこんでくる。 それらの作品はかなりエロティックな表現だけれども、 ベルメールの硬質なデッサン力とたしかな品性によって、 人形や絵や写真は、聖なるたましいの領域に位置している。
ベルメールは人の精神の危険な領域を大手をふって歩いている。 こんなにも大な表現をしつつもベルメールの作品には、
何か人間に見されていない、無なものがある。 おしっこや、うんこや、精液は、 すべて神のものだとうたっているように。
四谷シモン
この展覧会に際して、「UNICA ZURN et HANS BELLMER」が出版されています。(在庫はありません)
ウニカとベルメールの作品と詳細な年譜、瑞谷國士、植岛浮司、 池田香代子、宮川尚理の各氏による批評、オマージュを収めた本を 限定出版。
当時新刊で¥6000で発売されています。今でもオークションサイトなどで見つけることができますが、当然のことながら大変に高騰中。
¥2,200
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