商品詳細
発行年:1971
出版:ONO YOKO
言語:英語
装丁:ソフトカバー
サイズ:30×30×1cm
コンディション
中古 経年並 スレ キレ 小オレ
古いものにつき、細かい劣化についてはご理解くださいませ。
注意事項
画像をよくご覧いただき、ご検討の上、古いものの特性を良く理解頂ける方のみのご注文をお願いします。神経質な方のお求めはお控えください。
ノークレーム&ノーリターンでお願いします。
店主よりコメント
「ONO YOKOのMoMAでのワンマンショー『One Woman Show: 1960–1971』を記念したカタログ」
という体で1971年にONO YOKO自身によって出版されたアーティストブックです。レアブックとして知られています。
タイトルに、Museum of Modern [F] art: Yoko Ono-one woman show, Dec. 1st - Dec. 15th
と(F)が入るのがミソ。FはFLYの頭文字でもあり、英語圏ではちょっとアレな意味も・・・
まず!
1971年にはもちろんMoMAでONO YOKOの展覧会は開催されていません。
これ真っ赤な嘘!でありとてもフルクサス的!
でも、2015年45年の時を経て、同じタイトル『One Woman Show: 1960–1971』の展覧会が今度はMoMA公式で開催されています。
(この2015年のカタログはアートブックの販売店で手に入ります。当店には在庫ないです〜)
では、1971年のこの本について・・・
1971年、ONOは展覧会「one woman show」をMoMAで開催!という新聞広告をヴィレッジ・ヴォイス紙に出しました。
次に映画を制作→街頭で歩行者にインタビューを行い、MoMAでのONOの個展を見たかどうかを尋ねると。ほとんどの人が「いいえ、でも見に行く予定です」などと答えたとか。
そして、ONO自身の体重と同じ量のハエをMoMAに放ったとされる事件でさらに、話題を呼びました。
この本には、ニューヨークの様々な場所の写真の正方形の138枚のポストカードが配置されています。それぞれのポストカードの写真には、その時放ったハエが留まったとされる場所を示す矢印が描かれています。反対側の宛名面にはハエの固有ナンバーと、ハエのクローズアップが!。(レノンの耳に留まったハエのカードも最後にありますが、写真撮り忘れた汗)
この本の持ち主は、ポストカードを切り取って友人に送ることができます。
切り取ってもちゃんと写真面と宛名面がぴったり合うように印刷されていますので、切り取って切手を貼って宛名を書けばポストカードとして機能します。(持ち主にその気があればですが・・・)
固有ナンバーがつけられたハエがどこに行ったのか?場所を書くリストも巻末にあります。
持ち主のエッセイを書く欄もあり、最終的にこの本自体を彫刻作品として扱うという指示も・・・
つまりこの本は、持ち主も関われるフルクサス的、メールアート的作品としても構成されています。
ONOの最も有名な本で、グレープフルーツがあります。
(シンディ・ローパーが、高校中退して家出をする時の荷物の中に『グレープフルーツ』があったとか。。。このONOのグレープフルーツはシンディに「芸術を通じて人生を見る為の窓だった」と語らせた本です。)
そして、この本も、グレープフルーツに匹敵するくらい挑発的で革新的なONOのアーティストブックと言えるのではないでしょうか?
ONOの作品としても認識されているアーティストブックなので、0が多めについた価格ですが、海外のオークションなどですと倍以上で流通しています。
¥130,000
SOLD OUT
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