
商品詳細
発行年:1986年
出版:ギャラリーワタリ
言語:日本語
サイズ:15×10cm
コンディション
経年並
古いものにつき、細かい劣化についてはご理解くださいませ。
注意事項
画像をよくご覧いただき、ご検討の上、古いものの特性を良く理解頂ける方のみのご注文をお願いします。神経質な方のお求めはお控えください。
ノークレーム&ノーリターンでお願いします。
店主よりコメント
1986年にギャラリーワタリで開催されたナム・ジュン・パイク NAM JUNE PAIK展
のインヴィテーションカード
パイクワタリ二重奏 DUET PAIK & WATARI ボイスを送る(新作発表)
"LEBE WOEL. UNSERE BEUYS..."
というサブタイトルが入っています。
小さな地味なポストカードなのですが、情報量が多くて・・・整理が必要ですね。
1986年と言うのはヨーゼフ・ボイスが亡くなった年です。
1984年に東京都美術館で大規模な個展『ナムジュン・パイク展』で来日していたパイクは、同時期、西武美術館で展覧会開催のため来日していたヨーゼフ・ボイスとともにあの有名なデュオ・ピアノのパフォーマンスを行なっています。それもあって、ボイスの追悼の展覧会になったのかしら??
この展覧会は、パイクの『バイ・バイ・キップリング(Bye Bye Kipling)』の出版記念でもありました。
この『バイ・バイ・キップリング(Bye Bye Kipling)』とは何か・・・
パイクが仕掛けた大規模なサテライト・プロジェクトで、日本、韓国、アメリカの3ヶ国を衛星で結び、生放送で同時中継するというもの。日本では1986年1月1日にテレビ朝日系列で放送されました。『バイ・バイ・キップリング(Bye Bye Kipling)』のキップリングとは、19世紀の詩人ラドヤード・キップリングの「東と西は決して交わらない」という言葉に対し、パイクは当時の最新の衛星中継技術(テレビ)を使って「東と西は出会える」ことを証明しようとした試みでした。
坂本龍一、キース・ヘリング、ルー・リードなどが参加するという豪華な顔ぶれでした。。Nam June Paik Bye Bye Kipling で検索すると動画が見つかると思います。
「パイクは、テレビを『見るための道具』から『表現するためのキャンバス』に変えた」と言われますが、その熱量を日本で最もダイレクトに受け止めていたのが当時のワタリ:和多利志津子氏 (現在のワタリウムの前身です)でした。
今は、ネットネイティブな世界だから、パイクのビデオタワーの衝撃とか想像しづらいですね。
雰囲気としては、渋谷のスクランブル交差点を取り囲む景色「Cyberpunk Tokyo」の感じが近いかしら?と思います。パイクが使ったブラウン管は消滅して、モニターに切り替わってビルの壁面で、常に動き回る光を乱反射。インバウンドの方々がスマフォで撮らないではいられないあの感じ・・・ Tokyoですね。
40年経ってパイクの作品のあの感じが街にインストールされているなあと、渋谷で井の頭線に乗り換える時にいつも思う店主であります。
¥5,500
SOLD OUT
※この商品は1点までのご注文とさせていただきます。