
商品詳細
発行年:1958年
出版:Arbeitsgemeinschaft kultureller Organisationen Düsseldorf
言語:独語
サイズ:15.2×9.8cm(折りたたんだ状態で計測)
装丁:二つ折りの小さなパンフレット
コンディション: 経年による若干の用紙のヤケ・微細なスレは見られますが、印刷の明瞭さも保たれており、60年以上前の紙ものとして非常に良好なヴィンテージ・コンディションです。
注意事項
画像をよくご覧いただき、ご検討の上、古いものの特性を良く理解頂ける方のみのご注文をお願いします。神経質な方のお求めはお控えください。
ノークレーム&ノーリターンでお願いします。
店主よりコメント
1958年9月〜10月、デュッセルドルフ市立美術館(Kunsthalle Düsseldorf)内の Kunstverein にて開催された、伝説的な回顧展『Dada – Dokumente einer Bewegung(ダダ — ある運動の記録展)』。ナチス政権下で「退廃芸術」として弾圧・消去されたダダの記憶を戦後ドイツで再発見・公式復権させた、美術史における決定的な展覧会です。
本品は、その展覧会会期中に開催された特別上映会およびディスカッションのオリジナル告知プログラム(パンフレット)です。
■ 本資料が持つ極めて高い歴史的・芸術的価値
伝説的映画『Dadascope』世界初公開(Welturaufführung)の文字
裏面テキストには、ベルリン・ダダの巨匠ハンス・リヒター(Hans Richter)がアメリカから来訪し、自らプレゼンターを務めた上映会(1958年9月22日・23日)のプログラムが記載されています。
プログラムには『午前5時の幽霊』(1927年)、ルネ・クレール『幕間』(1924年)、そしてリヒターがマルセル・デュシャン、ジャン・アルプ、マックス・エルンスト、マン・レイ、トリスタン・ツァラらダダの同胞たちの詩や声を組み合わせて完成させた不朽の名作『Dadascope(ダダスコープ)』の「世界初公開(Welturaufführung)」の文字がはっきりと刻まれています。
表紙は「FILM」と「DADA」の文字が立体的に交差する、戦後グラフィックデザイン/アヴァンギャルド・エフェメラとして極めて美しいタイポグラフィで構成されています。
10月13日に開催された「若者にとって芸術とは何か?」と題された討論会には、後にアンフォルメルやZERO(ゼロ)運動の理論的支柱となる若き日の批評家マンフレッド・ド・ラ・モット(Manfred de la Motte)や美術史家カール=ハインツ・ヘリングらの名が連なっており、ダダの精神が次世代の戦後前衛芸術へと引き継がれていく足音をそのまま伝えています。
とにかく、ヴィンテージに、赤と黒で構成されたDADAがかっこいい紙もの。
¥33,000 ($209.42)
※この商品は1点までのご注文とさせていただきます。