商品詳細
発行年:2008
発行:Fotostiftung Schweiz
言語:独語
サイズ:14.8×21cm
コンディション
中古 経年並
注意事項
画像をよくご覧いただき、ご検討の上、古いもののの特性を良く理解頂ける方のみのご注文をお願いします。神経質な方のお求めはお控えください。
ノークレーム&ノーリターンでお願いします。
店主よりコメント
Fotostiftung Schweizで2008年に開催された 1930 年頃のモダニズムの躍進 BILDERSTREIT DURCHBRUCH DER MODERNE UM 1930
という展覧会
1932 年シュヴァイツァー工房(SWB)はスイスの若い写真家たちと、芸術写真家やいわゆる絵画作家の伝統的なイメージ観に反対する新しい写真の展覧会を開催しました。
シュヴァイツァー工房(SWB)が1932年の展覧会のオリジナル作品を再発見し、このFotostiftung Schweizに恒久的に貸し出すことになって開催されました。
高品質のヴィンテージプリント(ビニア・ビル、ハンス・フィンスラー、エルンスト・メティエ、ロバート・スプリング、アントン・スタンコウスキーの作品を含む)が、柔らかな輪郭とロマンチックなモチーフを備えた絵画作家のファインプリントや絵画的な写真と並置されました。
なぜ前衛主義者たちは芸術写真に対してこれほど激しく反抗したのでしょうか?
そして、新しいビジョンの成功は最終的に何に基づいていたのでしょうか?
この展覧会は、モダニズムの躍進に伴う、20世紀の写真に永続的な影響を与えた論争の中心とつながっています。
今は誰もがスマフォを持っていて写真を撮ること日常的、写真がアートの分野にあることを誰も疑いません。でも1930年代というのは写真の世界の歴史では事情が全く違います。
35mmカメラ、ライカが登場したのが1925年。コンタックスが1932年。
これは皆さんのスマフォに入っているデジタルカメラではありません。
35mmフィルムを格納しているカメラです。現像所があちこちにできて一般の人にも現像が手軽にできるようになってスナップ写真が一般的に撮られる社会になっていきました。
そういえば、デヴィッド・ホックニーのカメラワークスの制作をビデオで見た時に、まさにコダックの現像所で現像していましたね。今はスマフォのデータをプリントに出す方も少なくなってきましたね。
昨年アーカイブ本を作ることになって、数十年振りに印刷・出版に関わってみると、写真や原稿もほぼクラウド上でデータのやりとり。その技術革新たるや、ほぼほぼ店主は浦島太郎でした。清里現代美術館時代、当時はどうやっていたかというと、ポジや紙焼きにトレペをかけてトリミングを指定して、郵送!都内で急いでいるときはバイク便。
30年くらい前でさえ、今の時代とこんなに写真の扱いが違うのです。1930年代(100年にちょっと欠けるくらい前)はどんなだったか想像してください。
技術もそうなら、写真に対する考え方が全く違う。
1930年代にBILDERSTREIT絵画論争で激しく議論された芸術写真。
今では、写真をアートとして認めないなんていう人はそうは居ません。
1930年から技術革新や時代精神と相まって、「写真」の人類共通の概念が100年くらいかけて変わってきているのです。
表はAnton Stankowski ドイツの グラフィックデザイナー、写真家、画家の作品です。
ドイツ銀行のブルーのロゴは彼のデザインです。
https://country.db.com/japan/?language_id=3&kid=www-japan-db-com.domain
¥3,800
※この商品は、最短で3月17日(月)にお届けします(お届け先によって、最短到着日に数日追加される場合があります)。
※こちらの価格には消費税が含まれています。
※この商品は1点までのご注文とさせていただきます。
※別途送料がかかります。送料を確認する
※¥30,000以上のご注文で国内送料が無料になります。
※この商品は海外配送できる商品です。