2022/11/05 19:19
2022年10月30日、AIZAWA Studio相澤氏による清里現代美術館音系資料の1dayshop (アーツ千代田3331)が開催され、
お邪魔にならないように伺いました。
相澤さんは、旧清里現代美術館で音(現代音楽など)に関する展示をしていたことをとても評価してくださって、
抵抗の音楽展のカタログについてご連絡をいただいてからのお付き合いで、いろいろと力を貸してくださるありがたい方です。
https://aizawastudio.info/
https://aizawastudio.info/pop-up-shop/
今回は、当店で紹介している旧清里現代美術館の音系資料からセレクトして、また、世界中のレーベルからフィールドレコーディング系のアイテムをセレクトしてのSHOPでした。
相澤さんの世界観なのでしょう、とても洗練された展示で、いつも倉庫にしまってあるLPなどがジャケットを表に出して並べられるとすごくかっこよくて、ありがたかったです。
当店は山梨のネットショップなので、なかなかお会いする機会がなかった様々な方にもお越しいただけて、ご挨拶する機会をいただけたのも本当に嬉しい事でした。
広瀬豊(店主パートナー)が昔使っていて壊れて音も出ないフェアライトとprophet600 粗大ゴミで捨てるところを相澤さんが救済して引き取ってくださり、まさかの展示にもなっていました・・・
相澤さんのブログに総括がありますので、是非是非お読みください。
https://aizawastudio.info/pop-up-shop-kiyosato-sound-collection/
清里現代美術館はもう存在しないけれど、今までも、また今回も、たくさんの方がその活動に光を当ててくださり、
ご自分達の活動に活かしてくださり、本当に嬉しいです。
旧清里現代美術館のご遺族から預かっている資料は本当に膨大で、店主一人の力では活かしきれないのですから。
皆さんの善意によって静かに呼吸し続ける「空中に浮かぶ美術館」の様になっていけたら、
きっと拡大された芸術概念的クリエーションになると思っております。ぜひお気軽にご意見をお寄せください。
今後ともどうぞよろしくお願いします。
telescope@art美術古書店
廣瀬友子