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2024/04/03 15:07

当店が清里現代美術館の閉館後残った蔵書資料を預かり、整理しながら運営していることはご存知の方も多いと思いますが・・・・
美術館オーナーとの深い関わりから店主が預かり受け、田舎住まい故ネットショップという選択肢しかなく、
当初は、どなたか必要な方に届けばと市場価値を下げない程度に価格を安価に販売しておりました。
最近当店のアイテムは価格が以前に比べて高くなっていると思われている方、誠に申し訳ありません。


昨年からアーカイブブック事業などが生まれたり、たくさんの方に関わっていただいて事業が拡大している中で、

古書・資料の販売のみという形から少しづづこのサイトの意義がシフトして来たと感じております。
決して計画していた訳ではありませんが、偶然の良き人々との出会いから、実現するとも思っていなかったことが実現しつつあります。

今後は蔵書の由来が清里現代美術館であるという自覚を更に持ち、資料の価値にもっと真摯に店主が責任を持つべきという段階です。
アイテムの追加もできるだけ丁寧に時間をかけて行って参ります。
「販売だけに拘らなくてもいいよ」と館長からも承諾をいただきましたので、閉館前の清里現代美術館が私設でありながらもそうだったように、
多くの方に楽しい現代アートの世界を覗いていただけるサイトになる様更に努めて参ります。

店主は専門家でもありませんので大したことはできませんが、
ご紹介するアイテムを通して皆さんが現代アートを覗くインターフェースとしてのtelescope=望遠鏡としての役割に精進したいと存じます。

↓写真はダニエル・スポエリ 当店の役割は、このスポエリの持っている望遠鏡になること。持って覗くのは皆さんご自身です!


まあそんな、店主の心づもりの難しい話はこれくらいにして・・・・

当店の楽しみ方として・・・・
買わなくても良いですので、アイテムをざっと見て、
気になったページからご覧いただき、店主の説明では足りないでしょうから、ネットで検索をかけて深掘ってみてください。
Wikipedia、ギャラリーや財団のホームページなど、ご自身でネットサーフィンしていただくと、ご自身の脳の中にアートの地図が広がってゆき、
点と点が繋がったり、ご自身の関心のある問題と結びついてご自身なりの思考が型作られていくはずです。
白地図に自分で線を引き、知らなかった知識の海に乗り出す冒険はとても楽しい、概念が広がってゆく体験のはずです。
そして、ぜひそうした中で独自の知見・思考を積み上げ展開していっていただきたいです。

どの様にご覧になっても本来は正解が無いのがアート!
アートは皆さん一人一人の存在を肯定するものだと店主は思っています。

最後に。。。BASEでショップを始めて今年5月で6年目
毎年5月・年末に行っていたセールは、今後は行いません。
(リピーター様の割引クーポンだけは残しておこうかなと思っています。)
既出のアイテムの価格見直しが追いついておりませんので、以前にご紹介したものは安価なものがございます。
店主が気がついたところは価格を見直しますので、突然価格が跳ね上がることもあるかと存じます。
ぜひ今の内、深掘って、これはお値打ち!というアイテムを探すところから(買わなくても大丈夫です~)

楽しみを広げて行っていただければ・・・・


今後もどうぞ楽しみにご覧いただけましたらば・・・ありがとうございます。

廣瀬友子