
商品詳細
発行年:1998年
出版:Left Hand Books
装丁:ソフトカバー
言語:英語
サイズ: 12.7×17.8cm
コンディション
経年並 小口シミあり
中古本につき、細かい劣化についてはご理解くださいませ。
注意事項
画像をよくご覧いただき、ご検討の上、古いものの特性を良く理解頂ける方のみのご注文をお願いします。神経質な方のお求めはお控えください。
ノークレーム&ノーリターンでお願いします。
店主よりコメント
1998年にLeft Hand Booksから出版された、ディック・ヒギンズの本。
この本は、ディック・ヒギンズが存命中に出版された最後の本です。
以下ブックカバーより
この小冊子は、ヒギンズが生前最後に出版した作品であり、ウィットに富んだ抽象的な戯曲8編を収録しています。タイトルは、最初の戯曲(ローレンス・スターンやベル・スターといった歴史上の人物たちが、宇宙における自らの立ち位置について思索する)と、本書に収録されているヒギンズの絵画シリーズの両方に由来しています。戯曲と絵画はどちらも、ブリコラージュの要素が強く見られます。
以上
先日ご紹介した、「Dick Higgins Buster Keaton Enters into Paradise」もLeft Hand Booksというスモールプレスから出されているので、このLeft Hand Booksについて少し詳しく知ると、この小さな冊子の物語が浮き上がってくるかもしれません。
ニューヨーク州バリータウンの Left Hand Books は、1980年代から90年代にかけて、アメリカのポストモダン詩や前衛的な文学シーンにおいて非常に重要な役割を果たした出版社。
特に詩人Robert Kelly ロバート・ケリーを中心に、知的な刺激に満ちた作品を多く世に送り出しています。(例:Robert Kelly Not This Island Music 出版社を象徴する詩人の代表作。言葉の響きとイメージが交差する実験的な詩集, Nathaniel Mackey Bedouin Hornbook 詩人であり音楽評論家でもあるマッキーの、音楽と精神性を融合させた革新的な散文作品など)
多くの本が、落ち着いたタイポグラフィと質の高い紙を使った、手に馴染む美しいデザインで制作されていました。この本も然り、手にした時とてもサイズ感で程よい束。
Left Hand Booksは商業性よりも「言葉の芸術性」を優先、当時の主流から一線を画すアーティストたちの避難所のような存在でした。
ディック・ヒギンズとケリーは、単なる友人というだけでなく、詩、出版、パフォーマンス、そして「インターメディア(Intermedia)」という概念を通じて深く結びついていました。ケリーの詩はしばしば音楽的、あるいは視覚芸術的な要素を含んでおり、ヒギンズが目指した「境界のない芸術」を体現するものでした。ヒギンズの出版社Something Else Pressにおいても、ケリーは重要な詩人の一人として扱われていました。
だいぶマニアックな本なので、国内ではだいぶ見つけにくい本かもしれません。
¥5,500
※この商品は1点までのご注文とさせていただきます。