
商品詳細
発行年:1977
出版:三彩社
装丁:ソフトカバー・雑誌
言語:日本語
サイズ:22.5×29.7×0.7cm
コンディション
中古 経年劣化あり
本体:経年並のヤケ感
表紙:経年並のヤケ・スレ カドスレ 背表紙上下カケ
古いものにつき、細かい劣化についてはご理解くださいませ。
注意事項
画像をよくご覧いただき、ご検討の上、古いものの特性を良く理解頂ける方のみのご注文をお願いします。神経質な方のお求めはお控えください。
ノークレーム&ノーリターンでお願いします。
店主よりコメント
この号の核となる特集は、日本の創作版画史において伝説的な雑誌『月映』です。
恩地孝四郎・藤森静雄・田中恭吉: この3人の若き芸術家たちが、大正初期に「心象の叫び」を版画と詩で表現しようとした物語が綴られています。
特に田中恭吉は、結核に侵されながら死の直前まで鋭利な表現を追求しました。
内側へ内側へと研ぎ澄まされていく、日本独自の「前衛」の形がここにあります。
表紙は恩地孝四郎『キリストとマリア』
表紙を飾っているのは、恩地孝四郎が1914年に発表した木版画です。
日本の抽象絵画の先駆者とされる恩地の、まだ具象性が残る初期の傑作です。背景の流れるような線や人物のフォルムには、のちの完全抽象へと向かう予兆が感じられます。
目次ページ を見ると、当時の日本が「自国の近代」をいかに再定義しようとしていたかがわかります。特集IIでは京都画壇の巨匠、橋本関雪を取り上げています。
エルンストやスタール: 「美術メモ」の欄にはマックス・エルンストやニコラ・ド・スタールの名前があり、日本の土着的な美術論の中に、しっかりと西洋のモダニズムが織り込まれていることが伺えます。
清里現代美術館の伊藤さんは、恩地孝四郎がとても好きでした。中学校時代(伊藤さんは店主の中学校の美術教師でした)、美術の授業の課題で、恩地孝四郎の版画を例にあげて、版画(ステンシルでした)をした思い出があります。店主は、大雑把なので、何色かの版を重ねると見事にズレてあまりいい点をもらえなかった様な・・・大学は女子美の染織科だったのですが、染色の授業でも版が本当にうまく繋がらなくて、織の方に進みました。織は経て横の組織なので・・・ズレません。(笑)
¥1,200
※この商品は1点までのご注文とさせていただきます。