
商品詳細
発行年:1997
出版: 豊田市美術館
サイズ:51.5×145cm
コンディション
経年並 折りたたまれてA4サイズの封筒に入っています。キレなどなし
古いものにつき、細かい劣化についてはご理解くださいませ。
注意事項
画像をよくご覧いただき、ご検討の上、古いものの特性を良く理解頂ける方のみのご注文をお願いします。神経質な方のお求めはお控えください。
ノークレーム&ノーリターンでお願いします。
店主よりコメント
1997年に豊田市美術館で開催された「トニー・クラッグ展(Tony Cragg)」に合わせて制作された「作品系譜図(Genealogy of Cragg’s Works)」です。 デザインを手掛けたのは、日本を代表するグラフィックデザイナー・佐藤卓氏(佐藤卓デザイン事務所)です。
トニー・クラッグ Tony Cragg 1949年、イギリス生まれ
広げると圧倒されるこの巨大なチャートです。
「作品系譜図」が示すもの:アイデアの進化と分岐 トニー・クラッグは、現代彫刻を代表する巨匠の一人ですが、彼の作品の広がりと変化は非常に多層的です。
このシートをよく見ると、下部(初期の1960年代末〜70年代)から上部(1997年当時)に向かって年代が進み、まるで生物の系統樹(進化の樹木図)のように枝分かれしながら作品群がマッピングされています。
初期の実験:床や壁にプラスチックの破片や日用品を敷き詰めたアッサンブラージュ(拾得物による構成)。
素材と形態の変異: そこからガラス、木材、ブロンズ、スチール、石膏、プラスチックなど、あらゆる素材へとアイデアが受粉し、交差し、進化していく様子が一目でわかるようになっています。
クラッグは美術の道に進む前、生化学の研究所で技術者として働いていたユニークな経歴を持っています。そのため、彼の制作アプローチには常に「物質(マテリアル)の性質を探求し、分類し、変容させる」という実験科学的な眼差しがあります。
この系譜図自体が、単なる年表ではなく「クラッグという生態系の中で、どのようなアイデアの突然変異と進化が起きたか」を可視化した、まさに彼のアートの構造そのものを表す美しいドキュメントです。
豊田市美術館のキュレーションの質の高さ 豊田市美術館(谷口吉生設計の美しい美術館ですね)は、開館初期からトニー・クラッグの作品を重要コレクションとして収集し、極めて質の高い展覧会を行ってきました。 このような緻密で膨大な系譜図を編纂・デザインして世に出したこと自体、当時の日本の美術館の並外れた情熱と学術的探求心の高さを物語っています。
店主はこの頃絶賛田舎の長男の嫁だったので、この展覧会行けてないんですよね〜〜〜残念。
クラッグを初めて知ったのは
東京都美術館の「現代美術への視点 連続展 1960年代以降の美術——個性の発展 1987年」
《Britain Seen From the North(北から見られたイギリス)》(1981年)が展示されていて、ゴミが展示されている?と衝撃を受けたことを覚えています。1987年はボロフスキー展も都美術館で開催されたので、ちょっと記憶がこんがらがっちゃっていますが・・・・まだ都美術館はホワイトキューブじゃなかったし東京都現代美術館も清澄白河駅もなかった。な〜んて昔話ですみません。
¥11,000
SOLD OUT
※この商品は1点までのご注文とさせていただきます。