商品詳細
発行年: 1994年
発行:いわき市立美術館
装丁:中折れ式のソフトカバー
言語:日本語・英語
サイズ:21×29.6×1.5mm
ページ数:144p
コンディション
経年並
本体:経年並
表紙:経年並の微細なヤケ・スレ感
注意事項
画像をよくご覧いただき、ご検討の上、古いものの特性を良く理解頂ける方のみのご注文をお願いします。神経質な方のお求めはお控えください。
ノークレーム&ノーリターンでお願いします。
店主よりコメント
1994年にいわき市立美術館で開催された蔡國強 Cai Guo-Qiangの展覧会カタログ
この展覧会は行っていないのですが、店主は横浜美術館で開催していた2015年の展覧会
帰去来は観に行きました。とてもダイナミックな展覧会で度肝を抜かれたという表現がピッタリでした。
https://yokohama.art.museum/special/2015/caiguoqiang/summary.html
1994年のこの展覧会は、またちょっと雰囲気が違っていて、カタログも少し渋めです。
(いわき市立美術館のサイトにはアーカイブがないのが残念です。)
蔡國強は、中国福建省出身のアーティスト 少年時代は文化大革命の最中だったそうです。
1986年から1995年にかけて夫婦で日本に移住。
最初は日本語学校に通いながら作品の発表を重ね、天安門事件後に周囲の尽力で筑波大学芸術学群に研究生として在籍。1988年から1995年の間は福島県いわき市を中心に芸術活動を行った。
ということで、このカタログの展覧会はまさに蔡國強のごく初期の展覧会ということになります。
横浜美術館のダイナミックさに比べると、確かに抑えめな展示なのでしょうけれど、(きっと)少ない予算ででも、通底する骨太さは既に健在です。
このカタログの後ろ表紙、ムーアの彫刻の向こう側に蔡のインスタレーション、突如現れたこの木片の構造物が生々しく、景色を一変させています。
このカタログの中には、地元の人たちと協力しながら作品を制作する様子も写っています。
このように、蔡國強はいわき市とのゆかりがごく初期から深く、このこと交流について記した本も出版されているそうです。
そして、2011年の東日本大震災、原発事故の後、蔡は、「いわき万本桜プロジェクト」事務局と「回廊美術館」を計画し、2013年4月28日に開館しています。
蔡國強の公式サイトにあるこの展覧会のアーカイブは
https://caiguoqiang.com/projects/projects-1994/iwaki-city-art-museum/
回廊美術館についは、こちらからご覧になれます。
https://caiguoqiang.com/projects/project-2013/smoca/
ちなみに、
店主が見に行った横浜美術館の帰去来は
https://caiguoqiang.com/projects/projects-2015/there-and-back-again/
あと、蔡國強は茶室についても関心があって、岡倉天心へのオマージュとして茶室をテーマにしたプロジェクトもしています。
(このカタログは在庫切れですが・・・・【絶版中古書】蔡國強の茶室 岡倉天心へのオマージュ 彫刻の森美術館 2002 [310194889]
https://telescopeart.thebase.in/items/31851060 )
蔡國強と茶室についての記事は、このページが読みやすいかも・・・・
https://www.tjapan.jp/design_and_interiors/17201391
¥3,300
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