2026/07/10 13:22
Telescopeが展開する、伝説のコンセプチュアルアーティスト・松澤宥の「詩」に焦点をあてた研究叢書シリーズ。この後、まだまだ出版が続きます。
この度、第一巻『クオ=ヴァディス』に続き、待望の第二巻『カルマン線を越えて』を刊行いたしました。
今作でフォーカスするのは、一見するとグラフィックや記号の羅列のようにも思える、松澤宥独自の「造形詩」です。
舞台は、世界各国が宇宙への領界を競い合っていた1950年代。タイトルに冠された高度100キロの境界線「カルマン線(カーマンライン)」を巡る当時の言説や、ある一篇の造形詩に組み込まれたコードを、金澤一志氏の論考とともに冷徹に読み解いていく一冊です。
清里現代美術館が紡いできた精神的ネットワークを次世代へとマージする、Telescopeの重要アーカイブ。第一巻とあわせて、ぜひその思考のグリッドに触れてみてください。
