
商品詳細
発行年:1969
出版: 美術出版社
言語: 日本語
装丁:ソフトカバー
サイズ:22.6×29.7cm
コンディション
中古 経年並 後表紙オレあり
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注意事項
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店主よりコメント
このみづゑのトピックの中でも当店的に注目すべき記事は、小特集「具体詩の可能性」です。
時代的にちょっと難しく書いてあるので、店主が勝手ながら超翻訳を試みますね。
新国は1960年代の宇宙開発を例に挙げて具体詩について解説してくれているのですが、その前に、多分このページを読む方はもう宇宙開発を新しい!とは誰も思わない世代だと思うので、新国が受けた概念の拡大感を、今の私たちの社会で表現するとしたら・・・うーんなんだろう?
インターネットの技術かな?たとえば自筆の手紙が郵便受けに届いていたらちょっと身構えますよね?
新国は1950年代から、文字をただ読むためではなく、紙の上に配置する「デザインや記号」として再構築する「具体詩(コンクリート・ポエトリー)」を独自に探求していた詩人です。
彼が1950年代から提示していた「新しい言葉の形」の正しさを決定的に証明したのが、1960年代末のアポロ計画でした。
人類が初めて「地球の外側」に出て、漆黒の宇宙に浮かぶ地球を目撃したとき、新国誠一はこう確信します。「人類の視点は永久に変わってしまった。もう後戻りはできない」と。
この人類の概念の進化の最中にあって新国が昔ながらの抒情詩に抱いていたのも、まさにその違和感
「地球を外からデータのように見ちゃう時代になったのに、昔ながらの情緒で『月が綺麗だな』なんてポエムを書いているなんて、時代とズレすぎているんじゃないか?」(店主の超訳です)
個人的な感情を語るのではなく、プログラミングのように文字の形や配置で紙面を構築する──。1950年代から彼が問い続けてきた「時代のOSに合った言葉のインターフェース」は、宇宙時代の到来によって、誰の目にも明らかな「新しいデザイン言語」として完成したのです。
具体詩=コンクリートポエトリーについて、ちょっと引き寄せて考えられそうでしょうか?
新国誠一がこうして1950年代から宇宙時代へと引き継がれる「新しい言語システム」をクールに構築していた一方で、同じ時代、表現の削ぎ落としの果てに「言葉も人間も、宇宙の静寂のなかへ消滅しよう」と真逆の方向へ突き抜けていったのが松澤宥でした。新国さんのこの言葉に触れることで、1969年という時代が持っていた知的な熱量が、よりいっそう鮮やかに浮かび上がってきます。松澤宥がこの宇宙という新しい概念をどのように感じていたのか?は、
新刊書籍『松澤宥の詩 カルマン線を超えて』 MATSUZAWA Yutaka: Poeta astronosiae シリーズ2 The Poetry of Yutaka Matsuzawa: KÁRMÁN LINE 金沢一志 2026 Telescope
https://telescopeart.thebase.in/items/150106232
をぜひご一読ください。
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