商品詳細
サイズ:21×27cm
コンディション
経年並のヤケ・スレ感 微細な黄化
古いものにつき、細かい劣化についてはご理解くださいませ。
注意事項
画像をよくご覧いただき、ご検討の上、古いもののの特性を良く理解頂ける方のみのご注文をお願いします。神経質な方のお求めはお控えください。
ノークレーム&ノーリターンでお願いします。
店主よりコメント
ジャン・ティンゲリーの動く彫刻のうち、自動でドローイングを描く彫刻シリーズがあります。
「メタマティック」
このアイテムはその機械によって描かれたドローイングです。
正確には、ティンゲリーの作ったメタマティックが描いたドローイング・・・ということになります。ティンゲリーのサインはありません。
旧清里現代美術館の故伊藤信吾氏がその昔、「草月で展示されている時に紙を替えて何枚も描かせた!苦しそうに動くから、壊れるんじゃないかと思ったよ、ワハハ」と語っていました。
これは、その時、伊藤氏がメタに描かせたメタマティックドローイングです。
ティンゲリーの彫刻がどんな風に描いたのが知りたいと思っていたら、ubu webに映画がありました!
1963年にティンゲリーが来日して日本橋の南画廊で1か月かけて制作、展示した様子を
勅使河原宏監督が1981年に公開したもの
『動く彫刻 ジャン・ティンゲリー(15分/35mm)』
https://ubu.com/film/tinguely_sculpture.html
台詞は大岡信によるもので、ナレーションは中村吉右衛門(2代目)音楽は一柳慧!
東野芳明氏がティンゲリーの風変わりな手紙を読む冒頭、時代なのでしょうが火のついたタバコを手に持ったまま紙物を扱うシーンにハラハラしたり。
南画廊は都会なので仕方ないとはいえ、ティンゲリーが太い鉄棒をマンホールの穴を利用して曲げている様子とか可笑しいのでぜひ見てください。
このエファメラを描いたと思われるメタマティックも13分前後に登場します。
これを見て納得しました。今回ご紹介したこのドローイングの上部に鉄製の何かで挟んだ跡があり、不自然に紙が折られています。上下に紙を挟む金具があったからなのですね。
ということで、こちらのドローイングも上部が折られて、鉄製の金具で挟んだような跡があります。
¥33,000
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